「生き物いないかな？」

　４月の散策で川を観察し、気付いたことや疑問を出し合い、そこから今年度追究していく課題についてみんなで話し合いました。「正善寺川はきれいな川なのか？」という大きな課題を明らかにするために、「生き物」や「植物」、「水」、「ゴミ」など自分の一番気になる観点からアプローチすることになりました。
・「アメンボがたくさんいた」「ザリガニや小さな生き物を見つけたよ」「でも魚はいなかった」「魚や生き物について、もっと知りたいな」
・「川の水は、にごっているところときれいなところがあった」「水をくんでみると、とうめいだったよ」「場所によって違いがあった」「どうやったら水のきれいさを調べられるのかな？」
　１回目の活動では、よい気付きや新たな疑問がたくさん生まれました。

　最後の中流調査では、川の先生方も子どもたちと一緒に川に入り、水質調査のやり方や生き物の見つけた方などを教えてくださいました。子どもたちも、調べ方について徐々にコツをつかみ、知識を身に付けていました。今回の調査でも川のきれいさを知る手掛かりとなる水生生物や魚をたくさん見つけることができました。また、２回の水質調査の結果から、中流はわりときれいであることも分かりました。