5年生からのお知らせ__
総合の学習では、「米でできるもの」を調べていく中で、炊いてご飯にするだけでなく、パンやお菓子、お酒など、食に関する様々なものが分かってきました。さらに味噌、酒などに視点を当てて考えていくと「発酵」というキーワードが挙がりました。 「発酵って聞いたことがあるけれど、よく分からない…」そこで、講師の先生を招き、発酵について学びました。
まずは、発酵学の父と言われる坂口謹一郎博士の功績について教えていただきました。 発酵食品には、微生物が作用して、味覚の変化や栄養成分、保存性を高めるなど発酵がもたらすよさについて知ることができました。
その後は、クラスごとに分かれての発酵実験。 試験管の中に、ブドウ糖と酵母菌を入れ、40度ほどのお湯で温めます。糖と分解し、二酸化炭素とアルコールを出す様子を観察しました。 「泡立ちが増している」「パンの匂いがする」「酵母菌は生きているんだな」発酵が起こる不思議と変化に驚きを感じながら、楽しく学ぶことができました。