5年生からのお知らせ__
塩こうじづくり体験をした翌日は、甘酒づくりにチャレンジしました。炊飯器にお湯と米こうじを入れて混ぜ合わせます。この後、大切なことは温度管理です。発酵がより進むよう炊飯器の中の温度を60度になるよう調整していきました。
その後は、1時間ごとに温度と糖度を測っていきました。だんだん糖度が上がっていきました。最初は5度だった糖度が、2時間後には20度まで上がりました。これは、バナナやぶどう並みの甘さです。発酵の力恐るべしです。
その日の午後のうちに、完成した甘酒をみんなで味わいました。初めて飲む子が多く、甘酒独特の味や風味に驚く子がたくさんいました。予想以上の甘さに、お湯で薄めて飲む子もいたほどです。「お米が飲み物になるなんて!」「こんなに甘味が増すなんて思わなかった」「発酵の力ってすごいな」収穫したお米が、米こうじに姿を変え、さらに甘酒へと変わりました。発酵により、お米を活用してきた食文化に触れることができました。